
2023.03.17
家を建てたときや、実際に暮らし始める前には、コンセントの位置や数はそれほど気にならなかったという人は多いでしょう。
しかし、実際に暮らし始めてみると、欲しい場所にコンセントがなかったり、コンセントはあるものの、口数が足りないということはよくあります。
また、暮らし始めた頃には使っていなかった家電を使い始めたことによって、コンセントや配電そのものが足りないと感じることもあります。
暮らしていく中で、時代やライフスタイル、家族の形が変化することは当然です。そして、変化に合わせて家に必要なものも変わります。
そのようなときに考えるのが、リフォームではないでしょうか。
リフォームには間取りや外観を変えるものもありますが、電気配線やコンセントの位置や数口などを変える電気工事もあります。
今回は今あるコンセントや配線などを変える電気工事のリフォームを考えるときに知っておきたいことについて、まとめてお話しします。
暮らし始めた頃は頻繁に起きることはなかったけれど、ブレーカーが落ちるようになったという人はいませんか?
家を建てたときに比べると、電化製品が増えていたり、使用する電力が増えている場合には、ブレーカーが落ちる場合があります。
また、コンセントの口数が少ないことで一つのコンセントからタコ足配線になっている家も多いのではないでしょうか。
さらに、コンセントそのものや口数はあるものの、必要な位置まで距離があることで、延長コードを使っているという人も少なくありません。
このような場合には、電気工事のリフォームをすることで、コンセントの位置や口数、電気の量を暮らしに合わせたものに変えることができます。
リフォームの電気工事で多いものがコンセントの増設や移設です。
必要な場所に必要な口数のコンセントを増設したり、移設する電気工事を行うことで、タコ足配線や延長コードなどのコード類を減らすことができます。
コンセントの増設や移設のリフォームを行う電気工事では、漏電や感電などの危険を減らすことができるだけではなく、部屋の見た目としてもシンプルですっきりしたものへと変えることができます。
子どもの成長や時代の変化に伴って、これまで使っていなかった部屋でもインターネットを使うようになったという人は多いのではないでしょうか。
近年、在宅ワークが増加したり、学校の授業がオンライン化されることが多くなりました。
このため、それぞれがインターネット回線を必要とするようになったり、家を建てたときには予想していなかった場所で、インターネットを使うように変化したという人も多いでしょう。
このようなときには、インターネットを使うためにリフォームで電気工事を行うことで対応することができます。
リフォームの電気工事では、インターネットを必要とするそれぞれの部屋に配線をしたり、配線そのものを変えることができます。必要な場所でインターネットを使うことができることで、不便を感じることが少なく、快適な暮らしを手に入れることができるでしょう。
また、今必要のない場所でも、将来的に必要になる可能性がある場所には、接続するだけで良い状態に電気工事を行っておくと、必要なときに使うことができるようになります。
分電盤と聞いて、どのようなものであるかがわかる人はあまりいないかもしれません。
分電盤は、電気の配分を行ったり、事故や火災に繋がらないように電気を使い過ぎたり、漏電しないかなどをチェックする機能のことです。
築年数が経過していない物件では、分電盤がきちんと機能している場合がほとんどです。
しかし、家を建ててから40年以上が経過している物件や、築年数がわからない物件では、リフォームを行うときに、分電盤の交換を行う必要があることを知っておきましょう。
リフォームで電気工事を行うと聞くと、壁や床を剥がすなど、大掛かりな工事になるのではないかと思う人も多いでしょう。
大掛かりな工事になるならば、不便は感じるけれど、暮らしを続けられないほどではないから後回しにしてしまおうと思う人もいるかもしれません。
では、リフォームで電気工事を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
コンセントや電気量そのものが必要な場所に必要な分だけない場合、延長コードを使ったり、タコ足配線になっている家庭は多くあります。当たり前の光景のように思うかもしれませんが、実はこれは非常に危険なのです。
延長コードやタコ足配線は、指定のワット数以上の電力が流れると、発火する危険があります。さらに、延長コードは踏んだり、ほこりが溜まるなどの影響を受けると火災や漏電、感電の原因になることもあるのです。
このため、必要な場所にコンセントを配置したり、必要な電力を必要な場所で使えるようにリフォームで電気工事を行うことで、危険を回避することができます。また、コードがごちゃごちゃしなくなることから、見た目にもすっきりとした住まいに変えることができます。
ほかにも、リフォームで電気工事を行うことで、時代や家族の形、ライフスタイルの変化に対応することができます。
暮らしていくなかで、どうしても新築したときには想像していなかったことは起きるものです。
しかし、リフォームで電気工事を行うことで、そういった変化にも対応することができるのです。
リフォームで電気工事を行うことを考えるときには、どのような電気工事が必要であるかを検討する必要があります。現在の暮らしだけを考えるのではなく、将来の家族の形やライフスタイルを具体的にイメージして、どのように変化していくかを考えることが大切です。
しかし、リフォームで電気工事を行うときには、希望通りに電気工事が行えるとは限りません。それぞれの家の造りや築年数などによってできない工事があるのです。
このため、リフォームで電気工事を行いたいと思う場合には、専門の業者に相談するようにしましょう。
専門の業者に希望するリフォームの電気工事を伝え、どのような電気工事が可能であるかを聞きましょう。併せて、費用や工事期間などの見積もりをもらうと良いでしょう。
大切な暮らしを支える電気だからこそ、信頼できる業者にリフォームの電気工事を依頼することで、より快適な暮らしを手に入れることができるのです。
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