2024.02.23
洗面所をリフォームして新しい洗面台に取り替える際には、市場に出回っている洗面台の種類を理解しておくことが大切です。
また、工事にかかる費用や、交換にかかる費用などの情報もあらかじめ把握しておきましょう。
今回は、洗面台のリフォームを検討するときのポイントや、それに伴う費用について詳しく解説します。
洗面台は、顔を洗ったり歯を磨いたりするために使用される設備です。
陶磁器製のボウルと設置された蛇口から構成され、日々の身だしなみを整えるために設計されています。
市場には、洗剤やタオルを収納するためのスペースが豊富にあるタイプや、メイクアップをしやすくするための椅子がついているものも存在します。
通常、洗面台の陶磁器部分の寿命は約15~20年とされていますが、使用方法によっては10年、時には5年でひび割れが生じ、使用できなくなることもあるでしょう。
水栓部分は、洗面台周辺でトラブルが発生しやすい箇所の一つです。
蛇口に不具合がある場合は、古いものを取り外して新しいものに交換するだけですが、シャワーホースに問題がある場合は、シャワー全体を交換しなければなりません。
洗面台のデザインはさまざまで、三面鏡がついたものや蛇口にシャワー機能がついたもの、また洗面台から独立して壁に取りつけられた鏡などもあります。
メイクしやすくするために椅子があるものや、下部収納に電気式温水器が取りつけられているものもあります。
リフォームを検討する際には、インターネットやカタログの写真だけで判断するのではなく、実際にハウスメーカーの展示室に行き、大きさや形状、機能性を直接確認するのがおすすめです。
リフォーム作業において、新しい洗面台が現在使っているものと同じ寸法であれば、問題なく設置可能です。
しかし、設置予定のスペースや、選択する洗面台の大きさを事前にチェックすることは、非常に重要なポイントです。
たとえば、大きい洗面ボウルを備えた洗面台を設置したい場合、設置場所のサイズが足りなければ、設置は難しくなります。
洗濯機を洗面台の隣に設置している場合、スペースが限られていると、洗濯機が激しく動作した際に洗面ボウルに衝突し、損傷の原因となる可能性もあります。
また、洗面台の高さ設定も考慮すべきポイントです。
見た目や機能に惹かれて購入しても、使い勝手の良い高さでなければ、不便さを感じるでしょう。
特に、年齢層の異なる家族が同居している場合、快適に使える高さやデザインは一人ひとり異なるため、慎重に選ぶ必要があります。
リフォーム前に、どのサイズや形状が最適かをじっくりと考え、選定するようにしましょう。
洗面台の排水システムには、壁排水と床排水の2種類が存在し、給水方式も床給水と壁給水の2種類があります。
これらを組み合わせることで、全部で4つの設置パターンが生まれます。
給排水の位置によって洗面台の選択肢が変わってくるため、寸法や形状を決定する際にはこの点を考慮しましょう。
通常、床給水や床排水の設計を採用している洗面台は、コストが高めになる傾向にあります。
加えて、水漏れリスクも考慮する必要があるため、水の流れの経路を事前に確認しておくことが望ましいです。
洗面台のリフォームでかかる費用は、概算で20万円程度です。
洗面台自体の価格のほか、交換工事の手数料、廃材処理費、消費税などが含まれます。
洗面台の価格は、デザインやサイズ、給排水の方式(壁給排水か床給排水か)によって変わります。
たとえば、化粧鏡と洗面ボウルが別々になっているタイプでは2万円程度、複数の鏡を備えたものでは7万円程度の予算が必要です。
さらに、収納スペースを豊富に備えた高級感あふれる洗面台を選ぶと、50万円程度の費用がかかる場合もあります。
洗面台全体を新調する工事の費用は3~5万円程度が一般的な目安で、部分的な交換や修繕ではもう少し低コストで済むことが多いです。
通常、古い洗面台の撤去費用は、全体の工事費用に含まれています。
また、多くの場合、洗面台のリフォームを行う業者は、壁紙や床材の交換も同時に引き受けています。
湿気がこもりやすい水回りの特性上、洗面台を取り外した際に床下がカビで覆われているケースもあるため、予算が許すのであれば、壁紙や床材も新調するのがおすすめです。
DIY愛好家は、インターネットやホームセンターなどで洗面台を選び、自分で取りつけようと考えるかもしれません。
しかし、洗面台の交換は専門業者に委託することで、古い洗面台の撤去から処理まで一括して対応してもらえて手間が省けます。
自分で洗面台を更新するとコストは抑えられますが、専門業者に任せれば施工時間を短縮でき、水漏れの心配も軽減されます。
まずは専門業者に電話やメールなどで連絡を取り、現在の洗面台の状態や交換希望の製品について相談します。
業者から訪問日時についての通知が来たら、日程を調整しましょう。
日時が決まったら、業者の担当者が現地調査を実施し、状況を把握します。
調査後、取りつけ予定の洗面台と工事費用の見積もりが提供されますが、見積もりには有効期限が設定されている場合もあるので注意が必要です。
キャンペーン期間中など、特定の時期には工事費用が割引されることもあるため、契約前にキャンペーンの適用状況を確認するのも忘れないようにしましょう。
もし見積もりに不明点があれば、直ちに業者に問い合わせることが重要です。
見積もり内容に同意したら、工事が開始されます。
工事期間はプロジェクトの規模により異なりますが、洗面台のみの交換であれば半日程度で終わるでしょう。
洗面台のリフォーム時には、選択する洗面台の種類やサイズ、設置スペースを確認しておくことが重要です。
費用は洗面台本体、工事、廃棄費用を含めて20万円程度が目安となります。
デザインや機能によって価格は変動し、専門業者に依頼することでスムーズな取りつけと水漏れリスクの軽減が期待できます。
事前にキャンペーンや見積もりを確認し、計画的にリフォームを進めていきましょう。
宮崎県都城市のリフォーム・便利屋業なら、おうちの御用聞き 家工房 乙房店にお任せください。
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