2023.10.27
床材は、壁紙に次いで家の中で多くの面積に使われているものです。
一言で床材と言っても、さまざまな種類があり、場所によって適した床材が異なることを知っていますか?
日常的な掃除を怠っていなくても、毎日踏まれる床の傷や汚れは、どうしても避けられません。また、新築や前回のリフォームから時間が経っているときには、劣化や不具合が起きやすくなります。そのようなときに検討するのが、床材を新しくするリフォームです。
しかし、場所によって適した床材は異なり、どのような場所にどの床材を使えば良いのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、リフォームをする場所によって違う床材について、詳しく紹介します。
多くの床材では、新築や前回のリフォームから約10年から15年程度が経つと、傷や汚れが目立ちやすくなり、劣化が始まるといわれています。そのため、新築や前回のリフォームから約10年から15年程度が経過すると、リフォームすることが望ましいです。
しかし、約10年から15年程度を迎える前に劣化が起きることも少なくありません。反対に、この目安を超えていても、日頃の手入れが行き届いていたり、高温多湿を避けられているなど床材にとって良い環境だったりすると、劣化が避けられることもあります。
では、どのような症状が見られたとき、床材は劣化が始まっているのでしょうか?
劣化のサインを見逃さず、適切な時期にリフォームしましょう。
まず、傷や汚れ、色褪せが目立ち始めたならば、劣化のサインです。傷や汚れが付きやすくなり、汚れが落ちにくくなってきたと感じたときには、劣化が始まっていると考えましょう。また、床を歩くと、ギシギシと音が鳴るときも床材に劣化が始まっています。
ほかにも、床材を踏むと沈むような感覚があったり、一見してわかるへこみが見られたりするときには、床材の劣化のサインです。
このような症状があるときには、床材のリフォームを検討しましょう。
家の中の空間は、それぞれ使い方が異なります。水回りや子ども部屋、リビングなど、それぞれの空間に合った内装をするように、床材も空間に合わせた素材を選ぶようにしましょう。
ここからは、それぞれの空間にどのような床材が適しているのかをわかりやすく紹介しましょう。
キッチンは、水を使う場所の1つです。そのため、水に濡れても掃除しやすく、また耐水性のある素材を選ぶようにしましょう。クッションフロアやフロアタイルなどがおすすめです。
ただし、リビングやダイニングとキッチンが同じ空間にあるときは、キッチンだけ床材を変えると、空間のバランスが悪くなってしまうときがあります。そのようなときは、デザイン性に富んだクッションフロアやフロアタイルを選ぶようにしましょう。
デザイン性に富んだ床材をキッチンに選ぶことで、アクセントになります。また、ほかの水回りであるトイレや洗面所などもキッチンと同じ床材を選ぶと、家の中でバランスを保ちやすくなります。
家族が集う場所であるリビング。さまざまな用途で使うため、傷や汚れがつきやすい空間です。そのため、傷や汚れが付きにくく、汚れを落としやすい床材を選ぶ人が多いです。
また、小さな子どもがいる場合や、リビングの床の肌触りを重視したいときは、自然の素材でできている無垢フローリングが人気です。自然木独特の色合いやぬくもりを感じられ、調湿機能などもある素材です。
ほかにも、無垢フローリングに比べて、比較的費用を抑えられる複合フローリングを選ぶ人も多いです。複合フローリングは、表面に傷がつきにくい施工をされているため、家具などの痕が付きにくい素材です。
家族で過ごす時間が多く、ときに親しい人を招いたり、子どもが勉強したりする空間でもあるリビングの床材をリフォームするときは、それぞれの家族が安らげる床材を選ぶようにしましょう。
狭い空間であり、汚れや臭いがつきやすいトイレや、高温多湿になりやすい洗面所では、耐水性の高いクッションフロアやフロアタイルを選びましょう。
キッチンと同じように、水を使う場所なので、床材が濡れてもすぐに腐食や劣化に繋がらない素材を選ぶことがおすすめです。また、クッションフロアやフロアタイルは水のほかに汚れも落としやすい素材です。
トイレでは、クッションフロアやフロアタイルに消臭や防汚などの機能が加わった床材を選ぶ人もいます。トイレは狭い空間でありながら、便器や収納が設置されており、床掃除を隅々まで行うことが難しい箇所でもあります。そのため、リフォームであらかじめ床材に消臭や防汚などの機能があるものを選ぶと、匂いや汚れがつきにくく、日頃の掃除の負担を減らせるのです。
家族が外に出て行き、また戻ってくる空間である玄関は、汚れやすいものです。リフォームでも掃除しやすい床材を選ぶ人が多く、フローリングが主流です。
また玄関は、家族だけではなく、お客さまを出迎える場所でもあるため、その家を印象づける空間でもあります。そのため、玄関に続く廊下とのバランスを考え、清潔感を保てる素材を選びましょう。廊下の床材との色や素材のバランスが取れていると、すっきりとした印象になります。
玄関の床材をリフォームするときは、家族やお客さまを心地よく出迎え、送り出せる床材を選ぶようにしましょう。
家の多くの面積を占めている床材。新築や前回のリフォームから約10年から15年程度が経過すると、傷や汚れが目立ちやすくなるため、床材のリフォームを検討しましょう。
床材をリフォームするときは、必要に応じて下地などの補修が必要です。下地の補修をしないまま、床材だけをリフォームしても、家の基礎部分の劣化が進んでしまうのです。
どのような床材を選ぶことが望ましいか、床の下地部分の劣化は進んでいないかなど、床材のリフォームを検討するときはまず、専門の業者に相談してみてはいかがでしょうか?リフォームの工法や床材の素材など、専門の業者の意見を聞きながら、適したリフォームを検討することをおすすめします。
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