2024.02.23
住まいのリフォームを検討する際、多くの人がキッチンやバスルームを思い浮かべるのではないでしょうか。
水回りのスペースは、確かにリフォームするときによく選ばれるエリアですが、見逃せないのが玄関です。
玄関のドアは住まいの顔であり、セキュリティの要でもあります。
老朽化したドアは見た目が悪いだけでなく、防犯上のリスクも高くなるためです。
近年、玄関のドアは、セキュリティ向上だけでなく、断熱性能や防音性能の向上、バリアフリーへの対応など、さまざまなニーズに対応できるよう進化しています。
また、デザインも豊富で、住まいの外観に合ったドアを選ぶことが可能です。
今回は、玄関リフォームの重要性と、リフォームを行う際のポイントをご紹介します。
玄関ドアのリフォームは、住宅の見た目を一新し、デザインの質を向上させます。
家族全員が毎日のように外出する家庭も多く、玄関はその重要な出入り口といえます。
玄関はそのままでも、ドアを新しくするだけで、住宅の外観は大きく変わります。
スタイリッシュな玄関ドアは、外出前の気分を高め、出かけるのが楽しみになる効果もあるでしょう。
また、玄関のリフォームは外からの見た目にも影響を与え、通りすがりの人々にも魅力的に映ります。
このように、玄関のドアは、建物全体のデザインを引き立てる重要な要素として機能します。
多様化しているデザインのなかから最適なものを選び、住宅の見た目を格上げしましょう。
かつての玄関ドアは鍵穴が一つだけで、簡単に侵入される危険性がありました。
しかし、最新の玄関ドアには高度なピッキング防止機能を備えた鍵が採用されており、不法侵入のリスクを減らすことが可能です。
さらに、リモコン操作やカードキーを使ったアクセスシステムを搭載したモデルも増えています。
鍵を差し込まずに手軽にドアが開閉でき、荷物で手がふさがっているときでも便利です。
玄関ドアの製造業者は、革新的な製品を継続的に市場に送り出しており、将来的には鍵穴自体が不要になる可能性もあります。
鍵を使わない開閉システムが主流になれば、ピッキングの心配がなくなり、家のセキュリティはさらに強化されるでしょう。
特に旧型のドアを持つ家庭では、セキュリティを向上させるためにリフォームを検討することが推奨されます。
玄関ドアの選択により、室内の空気の流れを改善したり、断熱効果を向上させたりすることができます。
夏場には、室内に自然の風を取り込むために、ドアを開放する方もいるでしょう。
これはセキュリティ上の問題が生じるだけでなく、昆虫の侵入といったリスクも伴います。
しかし、最新の玄関ドアには、施錠している状態でも室内に風を取り入れられるものが存在します。
また、冬に玄関ドアから冷気が入ってくる場合、高い断熱性を持つドアにするのもおすすめです。
機能性に富んだドアが増えているため、リフォームを検討中の方は、さまざまなオプションを検討してみる価値があるでしょう。
訪問者が暗く感じる玄関を持つ家も少なくありません。
玄関ドアは強度を最優先に設計されがちで、その結果、光を遮断するタイプが主流になっています。
ドア以外からの光がない場合、玄関は不十分な明るさになりがちです。
しかし、近年では採光性を重視した玄関ドアも増えており、ドアを交換するだけで玄関の印象を格段に明るくできます。
初めて訪れる家で、光を取り入れる設計の玄関ドアを目にしたとき、その明るさが全体の印象を大きく向上させることでしょう。
玄関のリフォームでは、機能性・清潔さ・外観の美しさなどが考慮されますが、実用的でアクセスしやすい収納エリアの設置も欠かせません。
玄関で収納する一般的なアイテムは靴や傘などで、これらは使用頻度やサイズに応じて整理するのがおすすめです。
さらに、玄関に置くアイテムとして、ベビーカー、外出時の車椅子、子どもの玩具、レインコートなどが考えられます。
また、スリッパや靴磨きセット、靴べら、配達物受け取り用の印鑑なども玄関に保管すると便利です。
外出時に忘れずに鍵を持ち出せるように、玄関に鍵を置いている方もいるでしょう。
メモ帳やハンカチ、マスクのような小物も、玄関に置いておくと出かける際に便利です。
小物収納に留まらず、玄関に花やアートを飾ることで、心が和む空間を作り出すこともできます。
家族の人数や生活習慣に応じて、必要な収納アイテムの種類や量、収納スペースのサイズは変わってきます。
玄関の収納スペースを計画する際には、収納するアイテムの種類やサイズをリストアップして検討しましょう。
玄関の床は、日常的に汚れが発生しやすいエリアであるため、内装と調和しつつ、汚れが目立ちにくい素材や色を選びましょう。
玄関の床で好まれるタイル、コンクリート、モルタルなどの素材は、雨による湿気や土・泥の汚れに強く、滑りにくくて丈夫なので、メンテナンスしやすいのが特徴です。
特に小さな子どもがいる家庭では、床が泥で汚れがちですが、暗い色の床材では乾いた後も汚れが目立つことがあります。
汚れを目立たせたくない場合は、ベージュ色のタイルへのリフォームがおすすめです。
日々の手入れに余裕がある家庭で、泥汚れの心配が少ない場合は、大理石や大理石調のビニールタイルを選べば、エレガントな雰囲気を作り出せます。
マンションの玄関リフォームでは、戸建てと比べて外部からの汚れが少ないため、清潔感を重視したホワイトベースの光沢ある素材が開放的で高級な印象を与えます。
床材としてタイルを選ぶ際は、小さなタイルほど滑り止め効果はありますが、清掃のしやすさも考慮しなければなりません。
滑りにくさとメンテナンスのしやすさを考慮すると、20cm角や30cm角のタイルが最適です。
玄関リフォーム時の注意点として、安全性の向上、デザインの変更、採光性の改善、収納スペースの最適化、床材の選定が挙げられます。
これらのポイントを押さえ、機能性と美観を兼ね備えた玄関にリフォームしましょう。
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