2024.02.23
部屋の雰囲気を一新したい、壁紙の傷や汚れが気になるなど、さまざまな理由で壁紙の新調を検討する人は少なくありません。
しかし、壁紙の新調はそう頻繁に行う作業ではないため、費用や選ぶべき壁紙のタイプについて不明な点が多いのも事実です。
今回は、壁紙の新調にかかる費用や、部屋の雰囲気や用途に合った壁紙を選ぶためのポイント、さらに選び方の参考となる壁紙の種類についてわかりやすく解説します。
クロスの張り替えは、部屋の見た目を一新し、居住者の好みに合わせたデザインを選択するなどのメリットがあります。
しかし、メリットだけでなくデメリットも伴います。
ここでは、クロス張り替え時のメリットとそれに伴ういくつかのデメリットについて解説します。
クロスを張り替える大きなメリットは、傷や汚れのある壁紙を交換し、新品にできる点です。
住宅の壁紙は、床面積に次ぐ広さを持っています。
そのため、建築後や最後のリフォームから年月が経過していると、傷や汚れが目につくようになります。
壁紙が傷んだ状態で放置されると、壁そのものや建物の骨組みにも悪影響を及ぼすことになりかねません。
壁紙を新しくすることで、これらの問題を解決し、壁や建物全体の耐久性を高めることが可能です。
さらに、クロス張り替えは、大規模なリモデルよりも費用と時間を大幅に節約でき、部屋の雰囲気を手軽に一新できます。
住む人やインテリア、床材に合わせた壁紙の色やデザインを選ぶことで、居住者の好みに合わせた空間を作り出せるでしょう。
クロス張り替えの主なデメリットは、更新に伴う費用です。
さらに、壁紙を替えている間はその部屋が使用できなくなるため、日常生活で頻繁に使う空間では、生活の一時的な中断を引き起こす可能性があります。
また、壁紙の選択によっては、更新作業にもいくつかのデメリットが生じることがあります。
たとえば、ビニール製の壁紙を使用すると、部屋内に湿気が溜まりやすくなることもデメリットの一つです。
壁紙の下地が湿気によって腐食したり、劣化が加速したりするリスクがあります。
湿気を閉じ込めたくない場合には、湿度を吸収・放出してくれる材質のものや、珪藻土などの調湿機能を持つ壁紙を選択すると良いでしょう。
クロス張り替えによる壁紙の更新には、どのくらいの費用が必要なのでしょうか。
壁紙を新しくするときにかかる費用は、壁紙の面積と種類によって変わります。
壁紙は、主に一般的な量産型と、高品質なカスタム型に分類されます。
量産型の壁紙は、高品質なカスタム型に比べて低コストで、デザインや色の選択肢は限られていますが、経済的に壁紙を新しくしたい場合に適しています。
一方、カスタム型の壁紙は、色やデザインの選択肢が豊富で、防汚や防臭など特別な機能を持つものが多いですが、量産型に比べて費用は高めです。
量産型の壁紙の場合、1平方メートルあたり約800~1,100円の範囲が一般的です。
一方、カスタム型の壁紙では、1平方メートルあたり約950~1,500円が相場とされています。
さらに、カスタム型の壁紙の施工には、専門的な技術が必要とされているため、施工費も上昇します。
予算の制約などにより、壁紙の選択肢が限定されることは珍しくありません。
選択肢が限られているなかで壁紙を選ぶ際には、しばしば迷いが生じることもあるでしょう。
クロス張り替えはそう頻繁に行われるものではなく、失敗を避けたいと考える人は多いものです。
壁紙選びで迷ったときには、サンプルを活用するのがおすすめです。
可能であれば、壁紙の極力大きなサンプルを手に入れ、異なる光の下や場所で見てみましょう。
さらに、検討中の壁紙が施されている展示住宅を訪れ、直接その雰囲気を感じ取ったり、触ってみたりすることも大いに役立ちます。
クロス張り替え後に「思っていたのとまったく違った…」という状況になるのを避けるためにも、これらのポイントを押さえておくことが大切です。
壁紙を新しくする最適な時期は、建物が新築されたり、最後にリフォームされたりしてから5~10年ほど経過した頃です。
しかし、これはあくまでも目安であるため、顕著な傷や汚れ、あるいはそのほかの問題が発生した場合にはリフォームを進めましょう。
反対に、目安の期間を過ぎても顕著な損傷や問題が見られない場合は、クロス張り替えの必要がないこともあります。
クロス張り替えの理想的な時期は、使用される壁紙の種類や、その空間の使用方法などによっても左右されます。
壁紙や壁の現状を把握し、更新が必要かどうかを判断するためには、専門業者に診断を依頼すると良いでしょう。
壁紙の部分的な張り替えを考える人は少なくありません。
これは、コストを削減したり、部屋が使えない期間を最小限に抑えたりするためです。
また、全面的に張り替える場合には、家具の移動などの手間がかかり、移動先の確保に困ることもあるでしょう。
それでも、クロス張り替えの作業は、全面的に行うことが望ましいといえます。
部分的な張り替えでは、新旧の壁紙の接合部が目立ち、その境界が剥がれやすくなることがあります。
古い壁紙の損傷にもつながる可能性があるため、壁紙を新しくするときには、できれば全面的に実施しましょう。
もし、小さな損傷や汚れを修正したい場合でも、将来的に全面更新を考慮した計画を立てるのがおすすめです。
壁紙の傷や汚れが気になり始めたり、建築または前回のリフォームからある程度の時間が経過したりすると、クロス張り替えの工事が検討されます。
メリットとデメリットをきちんと理解して、予算やほかの要素を考慮したバランスの取れた計画を立てることが重要です。
さらに、壁紙を新しくする際には、プロの業者に壁の現状をチェックしてもらうことも大切です。
必要に応じて壁の補修を行うことも、より良い結果につながります。
クロス張り替えの計画について迷うことがあれば、経験豊富な専門業者にアドバイスを求めるのも一つの方法です。
ぜひお気軽にご相談ください。
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