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ー畳からフローリングに張り替えるリフォームのメリットは?ー

2024.03.29

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来客用として和室を設けたものの、実際にはあまり使っていないという方もいるのではないでしょうか。

畳は清掃やメンテナンスにも手間がかかるため、和室を洋室へリフォームしたいと検討されるケースも増えています。

今回は、畳からフローリングへ張り替える手順や、留意すべきポイントをお伝えします。

この機会にぜひ、畳からフローリングへの変更を検討してみてください。

 

畳からフローリングするときの選択肢

畳からフローリングへの張り替え作業は、以下の3つの方法から選択されます。

・畳の上にウッドカーペットを敷設する

・畳の上に直接フローリング材を設置する

・畳を取り除き、その場所にフローリング材を敷く

 

畳の上に直接何かを敷く方法は作業が簡単ですが、下の畳が湿気でカビやすくなるデメリットがあります。

そのため、畳を取り除いてからフローリング材を設置する方法が、カビの心配を減らし、長期的に見てもおすすめできる選択です。

 

畳からフローリングにするメリット

畳からフローリングに張り替えるメリットは、主に以下の3つです。

 

清潔でメンテナンスしやすい

洋室のメリットとして、清掃と維持が格段に楽な点が挙げられます。

たとえば、飲み物をこぼしても、畳では素早く吸い込まれてしまうのに対し、フローリングならサッと一拭きで清潔に保てます。

畳は調湿機能によって湿気を取り込むことができ、高湿度でも心地よく過ごせますが、ダニやカビの発生リスクも抱えています。

しかし、フローリングは掃除のしやすさから、ダニやカビの発生を効果的に防げることが大きなメリットです。

 

手軽にフローリングの雰囲気を味わえる

特別な好みがない場合は、畳の上に直接フローリング材を敷くことで、手軽にフローリングの雰囲気を得られます。

この方法は、賃貸住宅でも適用が可能です。

 

介護やバリアフリー設計に適している

介護環境では、電動ベッドなど重い設備の設置が必要になることがあります。

畳ではこれらの設備を支えるのが困難で、畳が損傷したり設備が不安定になったりするリスクがありますが、フローリングであればこのような問題は生じません。

車椅子の利用を始めるといった場合にも、畳よりフローリングの方が移動がしやすく、より適した選択肢だといえます。

 

畳からフローリングにするデメリット

次に、畳からフローリングにするデメリットについて見ていきましょう。

 

専門業者に依頼するとコストがかかる

簡易施工では湿気が溜まり、カビを招く可能性があるため、信頼できる業者を選定することが重要です。

そのため、コストがかかってしまう可能性があります。

 

適切な商品を選ぶのが難しい

特殊な形状の部屋では適切に敷き詰めるのが難しく、また色選びを間違えると安価な印象を与えかねません。

リフォームしても見栄えが悪いのは避けたいものです。

 

足元の冷たさを感じやすい

畳は構造上、空気を含むことで高い断熱性を持ちます。

フローリングに変更すると、この空気の層が失われ、足元の冷えをより強く感じるようになることがあるでしょう。

 

防音効果が減少する

畳は遮音性があり、下の階への音の伝達を減らす効果があります。

しかし、畳からフローリングへ変更すると遮音性が落ちるため、音が伝わりやすくなる恐れがあります。

戸建て住宅では問題ないかもしれませんが、賃貸住宅での実施は推奨できないケースもあるでしょう。

 

畳からフローリングへ変更する手順

畳からフローリングへ変更する手順について見ていきましょう。

根太張り工法

根太張り工法とは、床の下地として機能する長方形の木材、根太を使って床組を作り、その上へフローリング材を接着剤や釘で取り付ける方法です。

根太を303mmまたは455mmの間隔で設置するため、根太間には空のスペース、すなわち空洞が生じます。

フローリング材を根太の上に直接施工する際には、根太張り専用のフローリング材を用いるのが一般的です。

 

捨て張り工法

捨て貼り工法は、床の構造体として使われる長い角材、すなわち根太を敷いた後に約12mm厚の下地合板をその上に配置し、最終的にフローリングを接着剤と釘で固定する方法です。

根太張り専用のフローリング材の選択肢が限られているため、捨て張り工法はより一般的とされています。

根太の上に合板を敷くことで、床の全体的な安定性が向上し、床鳴りのような問題を減らす効果も期待できます。

 

畳からフローリングへのリフォーム費用

6畳の部屋を畳からフローリングへリフォームする場合、費用は10~25万円程度が目安とされています。

費用に幅があるのは、選ぶフローリングの素材や品質、施工の複雑さに左右されるためです。

なかでも素材の選択によって、費用は大きく変動します。

たとえば、無垢材のフローリングは材料費が高いため、全体の費用も上昇傾向にあります。

 

畳からフローリングへリフォームすることで、部屋を多目的に使用でき、子ども部屋やゲストルーム、さらにはリビングと一体化した広々とした空間を作ることも可能です。

施工については、プロのリフォーム業者に依頼するのが一般的ですが、DIYで行う選択肢もあります。

 

費用の見積もり、自身の予算範囲、工事に要する時間、そして畳からフローリングへ変更することのメリットとデメリットを慎重に検討し、最適なフローリングリフォームを目指しましょう。

 

畳からフローリングに変更するときの素材

畳からフローリングへの張り替えでは、以下の素材が使われます。

 

ウッドカーペット

ウッドカーペットは、細長い木片をつなげて作られるカーペット形式の床材で、「フローリングカーペット」とも称されます。

板同士が柔軟につながっているため、巻いて運べる点がメリットです。

背面には、不織布やコットンなどの柔らかい素材が貼られていることが多く、下地や既存の畳が傷みにくい特徴があります。

畳を撤去せずにフローリングの外観を得られるため、賃貸住宅にもおすすめの素材として注目されています。

 

クッションフロア

クッションフロアはビニール製の床材で、木目模様などが印刷されています。

クッション性に優れ、衝撃を吸収して防音効果も持ち合わせているのが特徴です。

畳の上に直接敷くことで、手軽にフローリングの外観を実現できるため、リモデルに適しています。

また、本物の木のような質感を再現した凹凸のあるデザインも選べるため、見た目の多様性もクッションフロアの大きな魅力です。

 

施工時は、部屋の広さや畳を撤去した後の下地状態に注意しましょう。

特にマンションでは、適切な遮音性能を確保することが重要となります。

 

まとめ

畳からフローリングへのリフォームについて概説しました。

フローリングはその多様性から、幅広い生活スタイルに適応する便利さを提供します。

使用される木材の種類や色、デザインによってもさらに細分化され、自分の好みに合わせて選択できる幅が広がります。

より理想に近づけるために、さまざまなオプションを検討してみるのも一つの方法です。

宮崎県都城市のリフォーム・便利屋業なら、おうちの御用聞き 家工房 乙房店にお任せください。

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